二ヶ月以上離れていたこのブログに帰ってきました。長い間のご無沙汰でした。
書けなかった理由は多忙を極めていたからです。
今日は久しぶりのご挨拶ということにします。
今ぼくはカナダのモントリオールにいます。「ミロク」の公演の為です。
空は青く広がっています。時間が多少ゆっくり動いているようです。
三月イタリア,ヴェニスのフェニーチェ劇場でのオペラ「ダイドとエネアス」と新作ダンスの初演を大きな成果(後日詳しく書きたいと思います)とともに終えた後、スウェーデンでは極北のキルナという街から更に北上したところにある「アイスホテル」で「アイスシアター」つまり「氷の劇場」を二年後に作る際に公演をしようという計画があり、そのうち合わせに行きました。
その後、ドイツでは今後の公演の技術打ち合わせを行い、再びイタリアに戻り、今年の夏に撮影する短編映画のロケハンに行きました。この短編映画は現在準備が進行中で、これについても今後おいおい書きたいと思います。
四月中旬から五月初旬までは、「ミロク」の北米ツアーがありました。とても有意義な公演でした。「ミロク」は作品としてますます成長しています。
帰国してすぐに、去年フランスで初演した「オブセッション」の渋谷シアターコクーンでの日本初演の準備に入りました。ライヴで演奏するバイオリニストのファニークラマジランさんが来日し集中した良い稽古がつづきました。
「オブセッション」は新たな方向性を提示したという評価なども頂きとても充実した良い公演ができました。そして六月になり兵庫県立芸術文化センターで「オブセッション」を再演しました。
その三日後の昨日モントリオールに着き、今こうして書いているところです。
本当に大雑把にざっと書きましたが、三月から現在の六月に至るまで様々な事が起こり、新たな素晴らしい出会いが数多くありました。
今後のプロジェクトが楽しみでしかたありません。
その事について是非これから落ち着いて書き記したいと思います。
あまりに多くの事が進行していて、怒濤のような日々ですが、なによりきちんとした目的があるプロジェクトの実行は楽しいものです。そしてまたまだ立ち上げまでいくつかの段階を準備しなければならない計画もとても楽しみです。
今、まず久しぶりのご挨拶という気持ちを表したいと思いました。
今後もどうぞよろしくおつき合いください。
勅使川原三郎
2010年6月9日
大きな空、雲が広がり同じだけ青空も大きくなっているような、
ホテルの真下の広場ではロックコンサートの準備が進んでいる、
三カ所もステージが組まれ巨大なスピーカーが置かれている。
さぞや大音量になることだろう。