「ガドルフの百合」
創作中の勅使川原三郎より①

ー原作「ガドルフの百合」との出会いについて教えてください。
そして初めて読まれた時の印象はいかがでしたか?
 
勅使川原:かなり以前です。
私が初めて「ガドルフの百合」読んだ時は、
若者の不安定な気持ちを反映して話が進むと感じた。
百合に象徴される直接触れることのない憧れと
みすぼらしい自分との対比に、「生きる現実」を
表していると受け取っていた。
若者へ勇気を与える物語だと。
 
(続く...)

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