『失われた線を求めて』
上演にあたって 佐東利穂子よりコメント

本日9/7(水)よりチケット発売を開始した10月の『失われた線を求めて』。
今秋の新作公演に、どうぞご期待ください。
 
上演にあたって佐東利穂子より寄せられたテキストをご紹介します。
 
 
勅使川原三郎氏の絵と対面すると、いつも知らない場所へ連れて行かれます。
描かれている紙の奥にはもっと広い世界が待っていて、
その中へと誘いこまれていくかのようです。
幼い頃、チューリップの中を覗き込んだり、石の模様をじっと見ているとその中に吸い込まれていくように感じた、そんな感覚を思い出します。
暖かく、懐かしく、憧れの、少し怖い、見知らぬところ。
知らないところに迷い込むのは、ダンスをするときにもいつも感じることです。
当たり前の場所が当たり前の場所ではなくなっていき、時間の流れも変わっていきます。
そこにドローイングという未知の要素が加わるとどうなるのか、
そんな世界に足を踏み入れるのを今から楽しみにしています。
佐東利穂子
 
_ABE1599のコピー
『読書 本を読む女』(2021)
 
 
 
【チケット取扱い先】
1、ヴォートル チケット センター
WEB予約  https://www.e-get.jp/votre1280/pt/&lg=-1&s=20221007ka
電話予約 03-5355-1280(平日10時-18時)
 
2、シアターX
電話予約 03-5621-1181(10時-18時)
*シアターXは自由席のみの取り扱いとなります

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