シアターX公演『ガドルフの百合』
初日の幕が開きました

終演直後の勅使川原三郎と 佐東利穂子のコメントをお届けします。
 
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photo by Akihito Abe
 
勅使川原三郎
宮沢賢治のいろいろな作品をダンスにしてきました。昨年シアターXでは『銀河鉄道の夜』を上演しました。それも童話ではありますが、賢治というのは大変奥深く、子供に語らせるようにして、大人の心情を表現しています。歳をとっても通じるだけの、若い時の気持ち、逆を言ったら 子供たちを見れば、私たちの将来が見える──そうするとちょっと恐ろしい気持ちにもなります。でもそれでも私たちは闘ってより良くしていきたい。私の場合は踊るしかないのです。しかし、いかに生きるかを考えるダンスということです
 
 
佐東利穂子
初日が終わった後というのは頭が収集つかない状態になっているのですが、宮沢賢治の『ガドルフの百合』は、童話といっても、子どものための話ではないなと思いました。大人のため、私たちのために必要な話だと強く感じました
 
 
 
・残りの公演
12/11(土)16時
12/12(日)16時 
 
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