Works / 活動紹介

イリュミナシオン
−ランボーの瞬き−

構成 振付 照明 美術 衣装 音楽構成:勅使川原三郎
出演:勅使川原三郎 佐東利穂子
 
照明技術:清水裕樹(ハロ)
音響技術:三森啓弘(サウンドマン)
 
主催:有限会社カラス
企画制作:KARAS
特別提携:シアターX(カイ)
助成:文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
 
上演時間:60分
初演:2016年7月 カラス・アパラタス
         フランスの詩人
       アルチュール ランボーの
       詩集「イリュミナシオン」
        へのダンス的急接近
         不可能な行為は
          勝手に許され
          実行される
        詩の意味解釈ではない
       アブストラクトアクション             
     放たれた詩は無数の身体を貫通した後
    時代、地域、言語を超えて私を射抜いた
  人間一生の思春期の輝ける怒りと抗議を振りかざし
 激烈に往復運動する時 血管を震わせ空気を波打たせる
  絶望と大逆転を握りしめ不可能に向かって私は歩く
    冷却した月と微熱の皮膚から灼熱の太陽へ
     沸騰する心臓をもつ詩人が詩を棄てる
      ダンスが染み着いた第2の身体から
      ダンスが抜け落ち棄てられた身体
        砂漠に落ちた詩とダンス
         この作品がまたも
         不可能な接近で
           有ろうと
           私は公演
           せざる
           をえな
            いの
            です
 
          勅使川原三郎
ギャラリー