Works / 活動紹介

天才的な時代

構成・演出:勅使川原三郎
出演:勅使川原三郎、佐東利穂子、鰐川枝里、加藤梨花
照明技術:清水裕樹(ハロ)
照明技術助手:松村光子
音響技術:三森啓弘(サウンドマン)
主催:KARAS
提携:シアターX(カイ)
上演時間:70分
初演:2014年11月26日 東京・両国 シアターX(カイ)
ギャラリー
レビュー(抜粋)
ダンスマガジン 2015年3月号 岡見さえ氏
勅使川原はダンスの核であり、シュルツの言葉の幾重もの襞を独創的な舞踊の語彙で敷衍し踊り続ける。激しいロックの混沌とした音の粒を勅使川原の全身が捉え、独自の鋭い動きが超高速であらゆる部位を貫くとき、忘我の境地で世界の秘密と更新し、自らの身体を媒介にそれらを解き放つ芸術家の姿を観客は見る。
シアターX批評通信 2015年2月 月刊53号 上坂樹氏
ポーランドの前衛小説家ブルーノ・シュルツの短編に想を得たシリーズでの表現の深まりを見るにつけ、同質の異才への勅使川原の並々ならぬ共感が伝わって来る。・・・七、八十年の時を超えた二つの異才の更なる共鳴に期待したい。