Works / 活動紹介

月に憑かれたピエロ

演出・振付・照明・美術:勅使川原三郎
アーティスティック・コラボレーター:佐東利穂子
ダンス:勅使川原三郎・佐東利穂子
 
歌:マリアンヌ・プスール
指揮:ハイメ・ウォルフソン
フルート:多久潤一朗
クラリネット:岩瀬龍太
ピアノ:田口真理子
ヴァイオリン:松岡麻衣子・甲斐史子
ヴィオラ:般若佳子
チェロ:山澤 慧
 
舞台監督:八木清市(ニケステージワークス)
照明技術:清水裕樹(ハロ)
音響技術:三森啓弘(ミックスゾーン)
衣装製作:武田園子(ヴェロニク)
字幕制作:幕内 覚 (映像まくうち)
 
主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
   東京都/アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
企画制作:東京芸術劇場 KARAS
制作協力:BLUESHEET
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会
 
上演時間:60分
初演:2018年12月 東京芸術劇場 プレイハウス
月、太陽の反射光が照らす嘆きと明る過ぎて見えない白い染み
道化は生きている死の化身 奇妙な微熱と青ざめた頭痛のリズムで乱舞
血だらけの泣きっ面が嫌味ったらしい笑いに変わる
死角から気取った野郎どもに一撃を喰らわせて
汚れた面の皮を剥ぎ取る道化 月下の影の陰の影の後ろに
潜んでいる黒光りする「危険」のなんと美しいことよ
厳密な調子っぱずれ とんでもなく淫らで清い音調
昼間の人間たちは太陽の下で悪いのはどっちの神だと今日も犯人探しに忙しい
吐き出す悪臭が月の闇を乱しにかかる 道化は歌う 愛する彼方を夢みる
遠い昔の香り 陽光が微かにさして 月は静かに隠れる
マリアンヌ プスール女史の美しく恐れさえも抱かせる
強烈な歌唱とダンス 闇がきらめく世界
 
勅使川原三郎
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