Works / 活動紹介

アップデイトダンス
No.55 − No.51

No.55「読書」

日程 2018年11月3日−11日(8回公演)
出演 佐東利穂子
 
『読書』
本を開く 文字を黙って読む 本の世界に入る 読むのを止め頭を
上げると沈黙が現実を包む 静寂から本に戻る 文字の世界が動き
読むのを止める その世界が止まると同時に別の世界が遠くで微か
に揺れ 音楽が聞こえ あなたの声が聴こえてくる 勅使川原三郎
 
 
 
No.54 「幻

日程 2018年8月31日−9月8日(8回公演)
出演 勅使川原三郎 佐東利穂子
 
幻 ファンタスム
降り積もる初雪のような幻
幻は夢ではない 現実の上に折り重なる幻
あなたは不可思議な確かさを求めて 現実に思いを投影し 
明解な輪郭のない実像を得る 幻を
身体に密着していない半透明のそれは幻
現実は幻と共に
幻を招く人
 
 
 
No.53 「火傷の季節」

日程 2018年8月18日−26日(8回公演)
出演 勅使川原三郎
 
 
 
No.52 「白痴」 

日程 2018年6月7日−15日(8回公演)
出演 勅使川原三郎 佐東利穂子 
 
『白痴』
ドストエフスキーの「白痴」から変容したダンス作品「白痴」は、
人間の内深くに照射する光によって見える困惑する生の実体である。
そこにある静けさは生のふるえる音響、あるいは冬の凍てついた大地にのぼる一筋の煙。
 
 
 
No.51 「青い花」

日程 2018年5月17日−25日(8回公演) 出演 勅使川原三郎 佐東利穂子 
 
『青い花』
僕の至高の心がまだ微睡(まどろみ)にあったとき、
あの力が天使となって舞い下るのを僕は見た
やがて目覚めて、僕はその腕に抱かれ、はるかな空へと天翔った

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