News / ニュース

2007.12.31

勅使川原三郎が舞踊批評家協会賞を受賞

この度、勅使川原三郎は2007年12月に東京・新国立劇場で公演した作品「ミロク」で、2007年度舞踊批評家協会賞を受賞しました。

2007.10.31

佐東利穂子が日本ダンスフォーラム賞を受賞

佐東利穂子は2007年10月に東京・新国立劇場で公演した作品「消息」でのダンスに対し、第2回日本ダンスフォーラム賞を受賞しました。

2007.07.31

勅使川原三郎がベッシー賞を受賞

この度、勅使川原三郎は米国で2007年度ベッシー賞(THE BESSIES/ NEW YORK DANCE AND PERFORMANCE AWARDS)を受賞しました。2006年7月にニューヨークのリンカーンセンターで公演した作品「Bones in Pages」を創作したことに対して授与されました。

2007.07.09

勅使川原三郎 日本人として初めてミラノスカラ座の舞台に立つ!

7月8日、勅使川原三郎、宮田佳、佐東利穂子は、ミラノ・スカラ座で「Black Water」を 上演し、満場の観客を魅了した。 
ミラノ・スカラ座で外部のダンスカンパニーが公演を行ったのは、ブッパタール舞踊団が70年代に1度上演して以来のことであり、今回の勅使川原の公演は日本人としてはもちろん、個人のアーティストとしてはスカラ座史上初の快挙となった。
2007年7月7日付け「Corriere della Sera」紙(発行部数イタリアトップの定評ある新聞)のミラノ版より抜粋
明日勅使川原三郎 ミラネジアーナ・フェスティバル、スカラ座で舞う
リスナースカラ座総監督「新たな才能への賛歌」 「アヴァンギャルドな劇場への信頼の開放」
スガルビ市文化担当局長「インスピレーションはカラヴァッジョ」
究極の滑らかさが舞台に。動作の催眠状態のような魔術の中に放たれる純粋な美しさ、暗闇を光の刀が切り裂く。現代振り付けにおける日本のカリスマ勅使川原三郎にとってダンスは空間と時間の彫刻である。彼はヴィジュアルアートとクラシックバレエを溶解し、美の新たな意味の追求という美意識へと変化させた。 ミラネジアーナ・フェスティバルはスカラ座に「Black Water」をもたらし、2人の女性ダンサー宮田佳、佐東利穂子とともに勅使川原自らが踊る。彼の名は1990年代に既にウィリアム・フォーサイスによるフランクフルト・バレエ、ネザーランド・ダンスシアター、名門パリ・オペラ座バレエなどのバレエの殿堂の中で一流と認められており、昨日ミラノ市庁舎(PalazzoMarino)での記者会見でも皆を納得させた。ヴィットリオ・スガルビ市文化担当局長は「勅使川原は暗闇について人に語りかける能力を持っている。カラヴァッジョ的日本人に会うことは刺激的なこと」と述べた。ステファン・リスナースカラ座総監督は「彼を迎えることに興奮している。伝統ある劇場は今日のアーティストに開かれたものでなければならない。」と語る。